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ロックウェル レンジャー 2000 : ウィキペディア日本語版
ロックウェル レンジャー 2000

ロックウェル レンジャー 2000(Rockwell Ranger 2000)は、ドイツのライン航空機製造(Rhein-Flugzeugbau GmbH (RFB))の援助を受けて開発されたアメリカ合衆国の統合基本練習機システム(Joint Primary Aircraft Training System、JPTATS)の候補機として提案されたロックウェル・インターナショナル社の練習機である〔。
== 設計と開発 ==
アメリカ軍は、アメリカ空軍アメリカ海軍で使用するジェット練習機に対する提案要求を発行し、ロックウェル社は単発複座片持ち式単葉機のレンジャー 2000の提案でこれに応えた。この機体の設計はRFBのもの、特にRFB ファントレーナーを基礎としており試作機もドイツで製造された。
レンジャー 2000は、後部胴体内にプラット・アンド・ホイットニー・カナダ JT15D-5C ターボファンエンジンを搭載し、中翼配置の直線翼の主翼付け根上部に吸入口を備えていた。降着装置は前輪式の引き込み形式で、搭乗員はタンデムに座り教官の視界を確保するために後席は高い位置に配されていた。両席共にゼロ/ゼロ式のステンセル(Stencel)社製の射出座席を備えていた。
レンジャー 2000は1993年1月15日にドイツのマンヒンクで初飛行を行い〔、試作2号機は1993年7月25日に事故により失われた〔。試作初号機は米国のロックウェル社へ出荷されたが、その一方で試作3号機の初飛行はスピードブレーキの位置を主翼上面から胴体後部へ移設するといった改良のために1994年6月20日までずれ込んだ。
レンジャー 2000は、統合基本練習機システムの競作では後にT-6 テキサン IIとなるピラタス PC-9の前に敗退した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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